クオンタムソリューションズ(東証スタンダード2338)は2026年8月7日、AIDC(AIデータセンター)事業を軸にした展開に向け、第三者割当による新株式と第16回・第17回新株予約権の発行で最大約32.8億円を調達する方針を決めました。割当予定先はBlackwell Cloud Co., Limitedです。
調達額の内訳は、新株式が約4.9億円、第16回新株予約権が約9.9億円(全行使時、発行価額込み)、第17回新株予約権が約18.0億円(同)です。このうちAIDC関連には新株式と第16回分を充て、最大約14.8億円を日本国内でのAIDC立ち上げと事業基盤整備に使う計画です。第17回分はデジタルアセット事業での暗号資産(イーサリアム)取得資金に充当します。AIDCはGPU計算資源などAI向けインフラを提供するデータセンター事業を指します。
資本政策では、第13回新株予約権の残存分(潜在株式数1,089万株)を取得・消却し、第17回新株予約権(潜在株式数600万株)へ置換して潜在株式数を489万株減らす見込みです。あわせて、CVI Investments, Inc.を相手先に第4回無担保転換社債型新株予約権付社債を第6回へ借り換え、発行総額は約20.7億円で、相殺により新たな現金授受は予定しないとしています。
人材面では、当社および子会社の従業員を対象に税制適格ストックオプションの発行も決定しました。権利確定は勤務期間要件に加え、連結営業利益の黒字化など条件を含む設計です。今後は、データセンター容量・電力確保の進捗や市場需要、収益状況を踏まえてAIDC基盤を段階的に整備し、イーサリアム取得も市場環境と資金需要を見ながら段階的に進めるとしています。
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