極東開発工業(大阪市中央区)は、愛知県豊田市御船町に建設していた研究開発拠点「極東開発グループ テクニカルセンター」を竣工し、2026年8月から本格稼働を始めました。敷地面積は174,205.63㎡、延床面積は5,582.06㎡で、全幅50m×全長600mのテストコースを備えます。
新拠点では、試作から部品試験、車両全体の耐久評価、実車走行確認までを一貫して実施できる体制を整えました。テストコース中央部には全長100mの特殊試験路を設け、走行条件を変えた確認も可能にしています。事務所棟は最大70人の技術者が執務でき、開発部門と品質保証部門を同一拠点に配置して改善サイクルの短縮を狙います。
試験設備は、環境・油圧などを扱う試験棟Aに温度-40℃~+150℃、湿度20%~98%の恒温恒湿器を導入しました。試験棟Bには最大荷重1,000kgの振動試験機を設置し、試験棟Cでは大型ロードシミュレータを導入します。同社は「トレーラを実車状態で丸ごと振動評価できるロードシミュレータ」の国内初導入だとしています(2026年8月時点、同社調べ)。
背景には、物流の輸送力不足や原油高・コスト高、CO2排出削減、自然災害の激甚化といった課題があります。大型ロードシミュレータは2027年4月に稼働開始予定で、設備の拡充と拠点集約を通じて、輸送効率や環境性能、耐久性・安全性の高い“はたらくクルマ”の開発競争力がどこまで高まるかが焦点になります。
【店舗情報】
施設名:極東開発グループ テクニカルセンター
所在地:愛知県豊田市御船町山ノ神56-4
関連リンク:https://www.kyokuto.com
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極東開発グループ テクニカルセンターが本格稼働






