みんなの介護研究所(クーリエ)は2026年8月29日、全国のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)4,945件の月額費用を集計し、中央値が15.3万円だったと公表しました。下位25%ラインは12.8万円で、4件に1件が12.8万円以下でした。
集計は「みんなの介護」掲載サ高住7,390件のうち、月額費用が判明している4,945件(カバー率66.9%)を対象に行いました。家賃・食費・管理費などを合計した「全プランの月額費用」を施設ごとに平均し、その代表値を施設間で並べて中央値などを算出しています(不明プランは除外)。
同じ手法で比較した月額費用の中央値は、グループホームが12.4万円(カバー率46.6%)、住宅型有料老人ホームが12.3万円で、サ高住がやや高い結果でした。背景として、サ高住は基本サービスが安否確認と生活相談に限られ、訪問介護などの介護保険サービスは外部事業者と個別契約となるため、要介護度や利用量で支払額が変わりやすい点が挙げられます。
一方で、サ高住は原則25㎡以上とされる居室面積基準など種別間の条件差もあり、単純比較には注意が必要です。研究所は、中央値は15.3万円でも12.8万円以下の選択肢が一定数あるとして、広さを確保しつつ予算を抑えた施設選びにつながる可能性を示しました。
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