ニチノー緑化(東京都中央区)は2026年6月29日、TOWING、富士見工業と共同で、高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を活用した環境負荷低減型の緑化用芝生の開発・栽培実証を芝生生産圃場で始めました。発表は同日14時27分です。

背景には、造園・緑化業界で脱炭素の要請が強まっていることがあります。3社はJ-クレジット制度の方法論「AG004 バイオ炭の農地施用」を緑化分野へ応用し、クレジット創出につなげることを狙います。J-クレジットは温室効果ガス削減・吸収量を国が認証する仕組みです。

実証では、宙炭の施用による炭素固定に加え、土壌改良効果を踏まえた芝生の品質・生産性の変化を検証します。さらに、導入コストや運用面を含む事業全体の経済性も評価し、実装可能性を確認するとしています。

今後は、得られたデータを基に緑化分野での新たなモデル構築を目指し、農業・環境の両面で付加価値を生む展開を検討します。国内初の取り組み(同社調べ)と位置づけています。

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