福井県坂井市の龍翔博物館は3月14日から5月24日まで、企画展「コレクション展 -坂井の人びとの信仰-」を開きます。大善寺(坂井町下兵庫)が所蔵する県指定文化財「木造黒漆塗厨子」(高さ約120センチ、幅約70センチ、奥行約50センチ)を、福井県内で初めて公開します。入館料は一般400円で、高校生以下は無料です。
展示では照明なども使い、厨子内部に描かれた補陀落浄土などの厨子絵を見やすくします。彩色の美しさや線描の緻密さが特徴で、古文書を含む計30点を並べ、地域の信仰に関わる資料を分かりやすく紹介します。
大善寺は奈良の興福寺・春日大社との結びつきが深く、中世には奈良の西大寺門下だったとされます。厨子絵は鎌倉時代の「南都仏画」(奈良を中心に発展した仏教絵画)の特徴と一致する点が多い一方、これまでご開帳時でも本尊があるため内部をじっくり鑑賞しにくい状況でした。
大善寺は2年前の能登半島地震で本堂の壁のひびなどの被害を受け、文化財を龍翔博物館が一時預かりしています。会期後も、7月~8月の特別展「南都仏画 ―よみがえる奈良天平の美―」での出品が予定されており、関連展示の広がりが見込まれます。
【イベント情報】
企画展名:コレクション展 -坂井の人びとの信仰-(5月24日まで)
会場:坂井市 龍翔博物館
料金:一般400円/高校生以下無料
問い合わせ:坂井市龍翔博物館(電話 0776(82)5666)
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