AILEX合同会社(東京都渋谷区)は2026年3月20日、弁護士向けAI法律業務管理アプリ「AILEX for iOS」をApp Storeで正式リリースし、AI送信前に個人情報(PII)を自動マスキングする機能を標準搭載したと明らかにしました。日本の弁護士数は46,836名(2026年3月時点)で、1名規模の個人事務所が約61%、弁護士1〜5名の小規模事務所が約93.5%を占めます。
中核機能は独自の「PIIMasker」で、事件番号、当事者名、裁判所名、住所、電話番号などのPIIを自動検出し、プレースホルダに置換してからAIへ送信します。AI応答後は自動復元し、マスキングレベル(off/structured/full)の設定や監査ログの自動記録にも対応するとしています。弁護士のAI利用は米国の調査で2023年11%から2024年30%へ増えた一方、守秘義務や個人情報送信リスクが課題で、同社はこの点の同時解決を狙います。
また、2026年5月21日に弁護士代理人の電子提出が義務化される民事裁判書類電子提出システム「mints」対応として、提出パッケージ管理やカウントダウン通知なども搭載しました。mints未経験の現役弁護士は65.5%(2024年、n=316)で、5件以上の使用経験者は8.9%にとどまります。なお同社の代表者名は、公開情報内で「上村 十勝」と「山川 慎太郎」の2通りの記載があり、確認が必要です。
今後は2026年6月にPhase 1のフルリリースを予定し、Phase 2としてAndroid対応(React Native)と機能拡充を2027年にかけて進め、海外展開も2027年を視野に入れるとしています。第79期司法修習生(1,581名)向けに全機能無料のモニターアカウント提供も開始しました。
【商品情報】
App Store(AILEX for iOS):https://apps.apple.com/app/id6760126068
Web版:https://users.ailex.co.jp
司法修習生向けモニター申込URL:https://users.ailex.co.jp/register
