三菱電機は2026年3月25日、CNC装置上でデジタルツインを動作させ、数値制御工作機械の加工誤差をリアルタイムに推定・補正する「エッジデジタルツイン技術」をアーヘン工科大学(ドイツ)と共同開発した。構造部の変形に起因する加工誤差を、加振機試験で最大50%低減できることを確認した。
切削加工では、工作機械の変形や工具摩耗、温度変化、加工対象のばらつきなどで加工精度が低下し、不良品や生産効率の悪化につながる。デジタルツイン(現実の設備を計算モデルで再現する手法)の推定結果を制御に反映するには、データ取得・誤差推定・補正指令を同時にリアルタイムで回す必要がある一方、CNCは処理能力やメモリー容量に制約があり、高精度モデルの搭載が課題だった。
今回の技術ではCNCに高速処理ユニットを搭載し、軸位置・電流・切削力などを時間同期して高サンプリングで取得しつつ、必要情報のみ抽出する。さらに、コンパクトな物理モデルと誤差補正アルゴリズムをCNC上で実行し、推定誤差から補正量を算出して指令する。共同研究期間は2023年4月〜2026年3月で、検証はアーヘン工科大学が保有する三菱電機製CNC搭載の検証用工作機械で行った。
今後は研究機関などとの共創を通じ、工作機械向けデジタルツインの社会実装を進め、持続可能な生産システム構築への貢献を目指すとしている。
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詳細URL https://www.mitsubishielectric.co.jp/ja/pr/2026/0325
お問い合わせURL https://www.MitsubishiElectric.co.jp/corporate/randd/inquiry/index_at.html
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PRTIMES
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数値制御工作機械の誤差をリアルタイムで補正するエッジデジタルツイン技術を開発
