南榮工業(宮崎県都城市)は2026年3月27日、手持ちのスポットクーラーやハロゲンヒーターなどと組み合わせて使うテント型のクールダウン/温冷スペースを紹介した。環境測定室の屋内気温42℃条件で運転した実験では、テント内温度を31℃付近で約1時間維持し、内外で約10℃差が出たとしている。熱源機器は付属しない。
想定用途は倉庫や工場、作業現場、イベント時、避難時、警備時、スポーツの休憩場所など(屋内)で、広い空間に空調を全体的に行き渡らせにくい環境の熱中症リスク低減や、季節を問わない作業環境改善を狙う。テント内に冷気・暖気を留めることで効率的に快適域を作る考え方で、専門的には「局所空調」に近い。
製品は「スポットクーラースペース」「ウォーム&クーラースペース」「冷えルーム™︎シリーズ」を用意する。スポットクーラースペースは本体サイズW2140×D1090×T2040mmで2〜3人が入室でき、1人で約30分の組み立てをうたう。冷えルーム™︎テントはW1350×D2140×T2140mmで大人3人と長机・椅子3脚が入る広さとし、0.3mm厚の防炎・帯電防止の糸入りビニール(軟質塩化ビニール)を採用、遮光ネット/遮光シートなどのオプションも用意する。遮光シートはダンボール表面温度の実験で影部分が約4℃低い結果も示した。
今後は冷えルーム™︎シリーズを2026年5月1日に発売予定で、既存のスポットクーラースペース/ウォーム&クーラースペースは全国のホームセンターとECサイトで販売中としている。現場側では、使用機器の能力や設置場所の換気・安全導線に応じて、休憩所の運用ルール整備が課題となりそうだ。
【商品情報】
発売予定:冷えルーム™︎シリーズ(2026年5月1日)
予約・お問い合わせURL:https://nan-ei.net/contact.html
公式HP:https://nan-ei.net
