ソマリアで、約200万人の子どもが急性栄養不良に陥る危険がある。ユニセフ(国連児童基金)のキャサリン・ラッセル事務局長は、2026年3月26日にモガディシュと南部ジュバランド州ドローを訪問後、複合危機が子どもの生命を脅かしているとして国際社会に対応を求めた。

背景には、中東情勢の緊張によるサプライチェーン圧力で、食料・医薬品・燃料・水の輸送コストが上昇していることがある。干ばつと紛争、避難民増加も重なり、今月末までに650万人近くが「危機的・緊急レベル」の食料不安に陥る可能性があると国連機関とソマリア政府が警鐘を鳴らす。干ばつ地域では水の価格が2倍以上に上がったという。

支援現場では資金不足が直撃し、過去1年間で保健・栄養施設が400カ所以上閉鎖され、このうち125カ所以上は重要な栄養支援を担っていた。ユニセフは栄養治療食やワクチン、防虫処理済み蚊帳など総額1,570万米ドル相当の物資を輸送中または出荷準備中で、2026年の支援資金として1億2,100万米ドルを呼び掛けるが、集まったのは2,000万米ドル弱にとどまる。

中東情勢が長期化すれば物資輸送の遅延や追加費用が発生しうる。資金不足が解消されなければ、今後数カ月で施設閉鎖が相次ぎ、年末までに5歳未満で180万人以上が急性栄養不良の危険にさらされる見込みが現実味を増す。

【関連リンク】
公式HP: https://www.unicef.or.jp
UNICEF公式: https://www.unicef.org

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