非営利型株式会社KOTOBUKIは2026年4月30日、シンガポール社会科学大学(SUSS)と共同で高齢者ケアの職場対話をテーマにしたワークショップをシンガポールで開きました。会場はVanguard Healthcareの「Harmony Village @ Bukit Batok」で、参加者は22名でした。アンケートでは「業務に役立つ」「同僚や他者に推薦したい」がいずれも100%でした。
背景には、日本とシンガポールの外交関係樹立60周年の節目があります。両国が共通して直面する高齢社会への対応として、現場の実践知を共有する狙いがありました。Harmony Village @ Bukit Batokは、住宅とケア機能を一体化したシンガポール初のCommunity Care Apartments(CCA)モデル施設です。
内容は前半が講義で、日本の介護の歴史的背景と現在の課題、対応の取り組みを共有しました。後半は「KOTOBUKI CARE PATTERN(ともに生きることば)」を使い、価値観や行動を言語化して対話で共有するワークを実施し、SUSSとKOTOBUKI連名の修了証を発行しました。同プロジェクトは2018年に研究が始まり、国内の実践事例1,300件を調査し、2022年に書籍とカードが出版されています。
今後は、職場内コミュニケーションの改善を起点にしたケアの質向上が、国や組織をまたいで広がるかが焦点となります。日・シンガポール間で、教育プログラムや現場向けワークショップの継続的な連携が進む可能性があります。
【イベント情報】
ワークショップ名: Dialogue Workshop for Active Ageing― Better Care Starts with Better Conversations in Your Workplace
会場: Harmony Village @ Bukit Batok(Vanguard Healthcare施設)
公式HP: https://www.kotobuki-care.global
関連(ジャーナル)URL: https://suzuri.jp/KOTOBUKI_CARE/journals/2026-03-28
