国境なき医師団(MSF)は5月1日、南スーダン東部ジョングレイ州ランキエンで運営してきたランキエン病院を無期限で閉鎖すると明らかにしました。2026年2月3日の空爆で敷地内の倉庫が破壊され医薬品など重要物資が失われたうえ、その後の略奪や焼失、建物破壊が続き、医療提供の継続が不可能になったとしています。病院は地域で約25万人の医療を支えていました。
MSFは空爆直後に全ての医療活動を停止し、被害の拡大を踏まえて閉鎖を決定しました。背景として、空爆の関与者は特定できていない一方、MSFの把握では空爆能力を持つのは政府軍のみで、空爆後数日間は政府軍がランキエン周辺を掌握していたことが確認されていると説明しています。
南スーダンでは医療施設への攻撃が各地で起きており、2025年初め以降、MSFの施設やスタッフが影響を受けた攻撃・暴力的事案は少なくとも12件に上ります。MSFはウラン、オールド・ファンガク、アコボ、ランキエンの計4つの病院で閉鎖に追い込まれたとしています。ランキエン病院は1995年から31年にわたり活動し、地域で唯一、高度な医療を提供できる施設でした。
MSFは紛争当事者に対し、医療施設・医療従事者への攻撃停止と国際人道法の尊重を求め、攻撃の独立かつ公平な調査、当局による透明性ある説明と具体的対策を要請しました。病院閉鎖が長期化すれば、地域は医療サービスを完全に失い、防げるはずの死にさらされるリスクが高まるとしています。
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PRTIMES
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南スーダン:爆撃と略奪により31年続いた病院を閉鎖──医療施設への攻撃は許されない
