アイリスグループは2026年5月12日、東日本大震災から15年を機に農業分野へ参入すると決めた。農地リース方式で稲作を始め、初年度は計22haで多収品種「にじのきらめき」を中心に作付けし、収穫米をパックごはんとして国内販売する。担い手はグループ従業員が担う。

背景には担い手不足がある。基幹的農業従事者の平均年齢は2024年時点で69.2歳、65歳以上が7割に達し、全国で10年後の担い手が決まっていない農地は約3割とされる。耕作放棄地の活用や米の安定供給を狙い、提携先農家への営農支援も継続してノウハウ共有を進める。

同社は2013年に精米事業へ入り、2014年に宮城県亘理町で精米工場を稼働、2022年には福島県南相馬市でパックごはん資材の製造を始めるなど、資材から加工・流通までの体制を整えてきた。米を原料から確保し加工につなげることで、供給の安定化を図る。

今後は農業DXも推進し、作付面積を5年後に計200ha、長期で1,000haへ段階的に拡大する計画だ。農林水産物・食品の輸出額は2025年に1兆7,005億円、パックご飯・加工米飯の輸出額も19億円と伸びており、将来的に輸出向けパックごはんでの展開も視野に入る。

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詳細URL: https://www.irisohyama.co.jp/news/2026/?date=0512

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