ENRISSION INDIA CAPITAL(京都市上京区、代表取締役・柿本優祐)は2026年6月8日、運営ファンド「エンリッションWI25インド投資事業匿名組合」を通じ、AIを活用したデットファイナンスのマッチングプラットフォーム「Recur Club」を手がけるFounderlink Technologies Private Limited(インド・ハリアナ州、代表取締役・Eklavya Gupta)のシリーズAエクステンションラウンドに出資したと明らかにしました。出資額や出資比率、ラウンド規模は公表されていません。
背景には、インドのデットファイナンス市場拡大の一方で、情報の非対称性により融資が非効率になりやすい点があります。借り手は適切な金融機関に到達しにくく、貸し手は信用審査に必要な情報へ迅速にアクセスしづらいとされ、資金確保のタイミングが遅れる要因になります。一般にスタートアップが融資を受けるまで約3か月かかるケースがあるといいます。
Recur Club(2021年設立)は自社開発AIを使い、企業サイトや取引データなどの情報を自動収集・整理します。財務指標に加え、顧客集中度や解約率、創業者評価といった要素も多面的に分析してアンダーライティング(融資の引受審査)精度を高め、借り手と貸し手の最適なマッチングを提供します。これにより融資プロセスを最短5日まで短縮できるとしています。
ENRISSION INDIA CAPITAL(2024年設立)は、今回の出資を通じて資金調達機会の拡充による企業成長の後押しと、インドの金融エコシステム発展への貢献を目指します。今後は、同社の支援がRecur Clubの審査・マッチングの運用拡大や、融資実行までのリードタイム短縮の定着につながるかが焦点となります。
【関連リンク】
Recur Club URL:https://www.recurclub.com
ENRISSION INDIA CAPITAL URL:https://eic.capital-enrissionindia.jp
