公認心理師の鰐渕遊太さん(NPO法人アソビノマド代表理事)は、不登校支援が子どもに届かない構造的理由を4つの視点で示す書籍シリーズ第3弾『アンペアの足りない世界 ―ボタンの掛け違いを科学する―』を2026年6月1日に発売します。不登校児童生徒数は2024年度に353,970人と12年連続で増加し過去最多で、約4割の136,000人が支援機関につながっていないとされます。
鰐渕さんは、支援が「あるのに届かない」背景として、居場所の定義のズレや足し算型の支援の限界など、大人側の運営論理と子どものニーズの不一致を含む4つのズレを提示します。専門用語に頼らず、現場経験と調査データを踏まえて、子どもを変えようとする前に大人が見方を変えることを提案します。
支援未接続の深刻さとして、90日以上欠席し支援ゼロの「完全孤立」が約67,000人(5人に1人)との記載もあります。家庭側の負担も大きく、不登校保護者の離職・休職は約5人に1人、退職理由の70.1%が子どものサポートのためでした。フリースクールの月額費用は平均約45,000円で、保護者の約6割が家計負担を感じているというデータも示されています。
今後は、書籍刊行に加え、6月27日にシンポジウム「それ、あなたのせいじゃない。」が予定されており、当事者・専門職・運営者・行政が議論を深める場になるかが焦点です。
【イベント情報】
イベント名:シンポジウム「それ、あなたのせいじゃない。」
日時:2026年6月27日(土)
登壇:本田秀夫・精神科医さわ・森村美和子・鰐渕遊太
申込URL:https://ibasyo-shien-0627.peatix.com
Webサイト:https://www.minanoha.com
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PRTIMES
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不登校の子どもは、増えている。居場所も、増えている。なのに、子どもに届いていない。——公認心理師・鰐渕遊太著「アンペアの足りない世界」シリーズ第3弾、2026年6月発売。
