商船三井は2026年6月18日、Molgasグループ傘下のAxpoと、LNG燃料自動車船向けバイオLNG燃料の新たなターム契約を結びました。供給エリアは地中海のスペイン・マラガ港とバルセロナ港で、北西欧州でも供給契約の拡大を進めます。今回のバイオLNGはライフサイクルベースの炭素強度が-15g-CO2/MJ以下としています。

バイオLNGは家畜排泄物や生ごみなどのバイオマス由来メタンを液化した燃料で、燃料の採取から利用までを通じた温室効果ガス(GHG)排出を減らせる点が特徴です。重油の舶用燃料1トンを当該バイオLNGに置き換えるごとに、CO2排出量を約4.5トン削減できると見込んでいます。燃料はISCC-EU認証を取得しています。

供給は、既存のLNG燃料供給インフラを活用し、自動車船へ継続的かつ安定的に届ける体制を整えます。商船三井はLNG燃料船をブリッジソリューション(次世代燃料へ移行するまでの移行手段)と位置づけ、バイオLNGや合成LNG(e-methane)への転換を進めます。2025年にTitan(同グループ傘下)とベルギー・ジーブルージュ港で契約し、2026年も継続している流れを地中海へ広げた形です。

同社は2050年のネットゼロ・エミッション実現に向け、欧州でのバイオLNG利用を地理的・量的・質的に拡大し、クリーン燃料サプライチェーン構築に貢献するとしています。LNG燃料船の拡充に加え、バイオ燃料、メタノール、アンモニア、水素など次世代燃料の導入も進める方針です。

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詳細URL https://www.mol.co.jp/info/article/2026/0618.html

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