全日本食品とトヨタ・コニック・プロは2026年6月30日、食品流通とモビリティを組み合わせた新ソリューション創出に向け業務連携協定を結び、地域の買い物・移動・配送を一体で捉える共創プロジェクトを始めました。対象は全日本食品の加盟店ネットワーク約1,600店舗です。
人口減少や少子高齢化で生活基盤の維持が難しい地域が増える中、地域の事業者と住民が主体となり、買い物・物流・移動などのエッセンシャルサービスを事業として成立させる狙いです。背景には、加盟店の多くが中小・個人経営で、事業主の高齢化や事業承継の停滞、物流コスト高騰が重なっている点があります。
具体策は、(1)移動スーパーと配送を一体化する共同配送や、送迎と配送を組み合わせる貨客混載でラストワンマイルを再設計します。DXとしてタッチディスプレイや商品管理システムを導入し、無在庫販売なども可能にするスキームを構築し、書籍注文を翌週に配達する実証も行います。(2)閉店した買い物施設や既存コミュニティ施設を活用し、「買う・集う・働く・つながる」を生む多機能拠点(コミュニティハブ)を創造・再生します。
今後は先行加盟店で運用面と事業性を検証し、全国の加盟店へ段階的に広げる方針です。あわせて、広域に基盤を持つ企業・団体の参画を募り、地域主体で運営できる生活インフラの確立と全国展開を目指します。
【イベント情報】
2026年6月30日(火):業務連携協定の締結式を実施
実証:タッチ式ディスプレイ『S_mart』を活用し、移動スーパーで書籍の注文を受け翌週に配達
パートナー:株式会社村上トラベルサービス(移動スーパー運営・商品配送)
パートナー:int mart design株式会社(デジタルディスプレイお買い物システム『S_mart』提供)
パートナー:株式会社サトー(商品の発注データ管理システム提供)






