2026年8月16日、株式会社薫製倶楽部(岡山県早島町、代表取締役・薬剤師の森雅昭氏)は、小林製薬「紅麹」問題を巡り、厚生労働省と大阪市への情報公開請求や質問書回答で確認できた内容を公表した。大阪市が紅麹原料を食品衛生法第28条で収去していないことや、検体の入手経路、国側の受領記録不在などを挙げ、大阪市保健所と横山英幸市長に説明を求めている。

公表内容では、大阪市は紅麹原料について収去を行っていないとされ(通知番号:大大保第8562号)、大阪市の検体は小林製薬から得たものだという(同:大大保第8639号)。収去は行政が検査のために食品などを確保する手続きで、同社は「原料の確保」がなされていない点を問題視する。

さらに国側について、試験検体は大阪市が関与せず、国も受領記録や決裁文書を保有していないとする回答があったとしている(発健生0422第3号)。一方で、2024年5月29日の資料や2025年3月19日付の食中毒詳報に原因物質として「プベルル酸」と明記されている点について、判断根拠となる記録が存在しない(同:大大保第8220号)とし、根拠文書の提示、または不存在の明確化を求めた。

同社は大阪市へ「謝罪及び補償を求める要求書」など複数の書面を提出したとしており、現時点で未回答だと説明する。今後は、大阪市保健所が「プベルル酸」を公表した科学的根拠と文書の所在が、行政側からどこまで具体的に示されるかが焦点となる。

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紅麹関連情報(詳細URL):https://kunsei.com/archives/category/benikoji

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