アンリツ(神奈川県厚木市)とMediaTekは2026年8月31日9時30分、3GPP Release 17で導入された「NR Coverage Enhancements(カバレッジ拡張)」の試験項目について、5G NR SA(単独運用)向けの3GPP準拠プロトコルコンフォーマンステスト(適合性試験)を共同で実施し、適合性と相互接続性の検証に成功したと明らかにしました。

試験では、MediaTekのM60搭載端末と、アンリツの5G NRモバイルデバイステストプラットフォーム「ME7834NR」を用いました。対象はRelease 17のカバレッジ拡張で、端末とネットワークが規格どおりに通信できるかを規定手順で確認しています。

NR Coverage Enhancementsは、Msg3 RepetitionやEnhanced PUSCH Repetition Type A、TBoMS(複数スロットにまたがる送信ブロック処理)などにより、セルエッジや屋内のように電波が届きにくい環境での接続性向上を狙う仕組みです。送信電力の増加や追加設備なしにカバレッジを広げられるとされ、通信事業者や端末ベンダーにとって検証の重要性が増しています。

両社は今回の結果を踏まえ、Release 17機能の実用化を早め、5Gの新機能の商用導入を後押しする考えです。今後は対応端末やネットワーク実装の拡大に伴い、屋内や難エリアでの品質改善に向けた試験の広がりが焦点になります。

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詳細URL(ME7834NR):ME7834NRの詳細はこちら
公式HP:https://www.anritsu.com

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