Salesforceは2026年9月14日、サンフランシスコで「Agentforce」を拡張し、セールスやカスタマーサービス、コマース、従業員体験、バックオフィスなど高付加価値業務向けの「Job-Ready Agents(実務対応済みAIエージェント)」群と新機能を発表しました。AgentforceとSlack全体の累計AWU(Agentic Work Units、エージェントの実行単位)は70億で、第2四半期単独では32億件としています。
Job-Ready AgentsはCustomer 360と連携し、導入直後から業務を回せる状態を狙います。実績として、Engineのヘルプエージェント「Eva」はチャット問い合わせの完全解決率50%、Perkのアウトバウンド営業エージェント「Hunter」は営業パイプラインの60%を構築、Autism Queenslandの従業員サービスエージェント「Paige」は事務リクエストの70%を解決したといいます。
機能面では、long-horizon runtime(長期タスク実行環境)やメモリ、持続的な実行力、動的ステアリングを通じ、複数工程の業務を継続して進める設計を強化します。加えて、マルチAIエージェントオーケストレーションやAgent Optimizerにより、導入・連携・運用中の継続改善を支援します。事例では、Hibbettの「Hibbett AI」がコアショッパージャーニーの90%を処理し稼働開始まで6週間、Asanaの「Piper」は対話量を4倍にし平均導入期間は45日、Anthropicでは「Fin」が会話の79%を自律的に解決したとしています。
今後は、Agentforce CoworkerのAIスキルがパイロット提供中で2026年秋に一般提供予定、Agent Optimizerは2026年10月に一般提供予定です。長期タスク実行環境で動くエージェントをポートフォリオ全体へ広げ、企業が独自の長期間実行エージェントを構築できるようにする方針です。
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