スペースシードホールディングス(東京都港区)は9月30日、第87回応用物理学会秋季学術講演会で、既存の放電プラズマ焼結(SPS)装置に後付けできる「クランプ式超高圧SPS」を使い、推定2GPa以上の高圧下で銅-ダイヤモンド複合材料を700℃・5分で焼結できる可能性を示す予備検討結果を発表しました。外観観察では、ダイヤモンド含有率20〜40体積%で形状を保持した回収物が得られたといいます。

発表は北海道大学札幌キャンパスとオンラインのハイブリッドで行われ、共同研究者は岡山理科大学 理学部の森嘉久教授[肩書・学科を要確認]と鈴木健吾氏(スペースシードホールディングス)です。材料は平均粒径約5µmの銅粉末とダイヤモンド粉末を混合し、ダイヤモンド含有率20/40/60体積%の混合粉末をBNチューブに充填して焼結しました。条件は加熱速度30℃/分、焼結温度700℃、保持時間5分です。

銅-ダイヤモンド複合材料はパワー半導体向け放熱材料として期待される一方、ダイヤモンド比率を上げるほど焼結が難しくなる課題があります。今回の60体積%では形状は保持したものの、表面摩耗による粉状の脱落が認められたとし、高ダイヤモンド含有材の作製に向けた課題も示しました。

今回は外観観察による予備検討で、今後は組織観察や熱特性評価により手法の有効性を検証し、結果を順次報告する予定です。関連技術として、2026年8月22日に共同特許出願(特願2026-192206、特願2026-192205)も行っています。

【イベント情報】
学会名: 第87回応用物理学会秋季学術講演会
会期・会場: 2026年9月8日〜11日 北海道大学 札幌キャンパス+オンライン
演題: 超高圧SPSを用いた高Diamond含有Cu複合材料作製の予備検討
発表者: 森嘉久(岡山理科大学 理学部、登壇者)、鈴木健吾(スペースシードホールディングス)
公式HP: https://ss-hd.co.jp

AI生成記事のため誤りを含む場合があります

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