広島市中区の叡啓大学で11月27日、企業2社が学生に向けてプロジェクト提案を行う「共創プロジェクト 学生募集ピッチ」が開かれ、学生10人が参加しました。会場は同大学1階のプロジェクトワークスペース(PWS)。目的は、企業と学生がチームを組み、実在の課題解決や新規事業の創出に挑む取り組みへの参加者マッチングです。

登壇したのは新和金属株式会社と広川株式会社です。新和金属は、障害福祉サービスに関わる自社商品・サービス「WACTORY」の新たな価値を共創する計画を提示しました。広川は、多様な商材の横断提案(クロスセル)を強化する営業アプローチの開発を掲げ、誰でも使える提案資料テンプレートの整備や営業プロセス設計を学生と進める方針を示しました。

学生からは「授業の学びを実践で試せる機会は貴重」などの声が上がり、企業側も「学生の質問の切り口が新鮮」と手応えを語りました。大学は2025年1月のプロジェクト開始を目標に、希望者と企業のチーム編成を進めます。

叡啓大学は実践型の産学連携を継続しており、今回のピッチはその一環です。両プロジェクトの成果報告会は2026年3月26日を予定。あわせて2026年度の共創プロジェクトに参画する企業を募集中で、締切は2025年12月31日です。地域企業の知見と学生の発想が交わる場がどれだけ継続し、具体的成果に結びつくかが今後の注目点になります。

【募集・イベント情報】

2026年度 共創プロジェクト 参加企業募集 締切 2025年12月31日

問い合わせ 教育企画課 academic-planning@eikei.ac.jp 082-225-6312

成果報告会 開催予定日 2026年3月26日

叡啓大学公式サイト https://www.eikei.ac.jp

過年度の共創プロジェクト https://www.eikei.ac.jp/project/kyoso/

source: PR TIMES

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