2025年9月の全国インターネット調査で、未成年の35.6%が対話型生成AIを利用していることが分かりました。13歳以上は過半数、利用者の半数超が週1回以上。契約は個人利用84.3%、学校支給のみ2.4%。保護者の12.5%が「怖い」と感じた経験あり。サンプル1054(分析917)です。
13歳未満の利用は26.0%で、最年少は1歳でした。主な目的は学習・リサーチで、会話相手としての使い方もみられます。頻度は「週2〜3回」が最多。家庭では保護者と子の双方が利用33.4%、保護者のみ38.8%、子のみ2.2%、双方なし25.6%で、親の利用が子の利用率を押し上げる傾向がありました。
懸念は、個人情報や画像の安易な入力、回答の鵜呑み、誤情報による行動影響などです。対策として、年齢に応じた使い方の学習機会、有害コンテンツの制限、親がやり取りを確認できる機能が求められています。
学外の個人利用が主流である一方、文部科学省の指針や主要サービスのペアレンタルコントロール導入など環境整備は進行中です。今後は、児童・生徒向けに設計された年齢適合のAIや目的特化型の運用が鍵となり、調査主体はAIと人の協働によるこころの支援を安全に広げる方針です。
【調査概要】
調査期間 2025年9月9日〜9月27日
手法 インターネット調査
対象 未成年の子ども(18歳未満)がいる日本国内在住の保護者
サンプル数 1054
実施主体 株式会社Awarefy「アウェアファイこころの総合研究所」
公式サイト https://www.awarefy.com/
source: PR TIMES
