2025年12月2日、韓国・ソウルで開かれた国際美容皮膚科会議「KOREADERMA 2025」に、麻布ビューティクリニックの理事長兼院長・加藤聖子医師が登壇しました。テーマは目周りの若返りで、ヒアルロン酸とヒト由来コラーゲンを併用する非外科的注入戦略を取り上げ、注入治療歴17年以上の経験に基づく症例と安全管理の要点を示しました。
KOREADERMAは、美容皮膚科の注入治療、スキンケア、医療機器、アンチエイジングなどの最新知見が集まる国際会議で、世界各国の医師・研究者・企業が参加します。会場では、製剤選択と解剖学理解を基盤にした合併症予防と結果の再現性が共通テーマとなりました。
加藤医師は、東アジア人に多い目の下の凹みや影に対し、骨格と皮膚の厚みを踏まえた層別注入を推奨。フィラー(皮内・皮下に充填する注入剤)として、即時性のあるヒアルロン酸と、生体適合性が高いとされるヒト由来コラーゲンの特性を説明し、目的に応じた併用で自然な質感とリスク低減の両立を目指す考えを述べました。具体的には、浅層の質感補正にコラーゲン、構造的支持にはヒアルロン酸を用い、血管走行を避ける鈍針使用や少量分割投与で安全性を高める手順に触れています。
経歴面では、1997年に東京大学医学部を卒業後、整形外科で研鑽を積み、2008年に麻布ビューティクリニックを開院。ボトックスやヒアルロン酸製剤に関する知見を背景に、アラガン社の顧問指導医として医師教育にも携わってきました。
今後は、低侵襲・短期回復を重視する需要の高まりとともに、コラーゲン製剤の活用領域が広がる可能性があります。一方で、長期持続性や再施術間隔などのデータ蓄積、安全性評価、術者の教育体制が普及の鍵となります。
【クリニック情報】
医療法人社団 麻布ビューティクリニック
東京都港区六本木7丁目8-6 AXALL ROPPONGI 6階
03-6400-5511
info@abcsalon.co.jp
Instagram 加藤聖子 https://www.instagram.com/drkk0108/
Instagram 注入治療/スキンケア https://www.instagram.com/azabu_beauty_injection/ / https://www.instagram.com/azabu_beauty_skincare/
source: PR TIMES