税理士業界の専門紙『税界タイムス』108号が刊行。特集はAIエージェントと新規格MCPによる会計ソフトの自律操作で、年6回発行、判型はタブロイド8ページ、最新号の発行部数は5100部、年間購読料は7260円。刊行日は12月2日です。
MCPはAIと業務アプリを安全に連携させる仕組みで、残高照合や証憑突合、仕訳入力の自動化を後押しします。誌面は「AIを使いこなす事務所」と「そうでない事務所」で生産性格差が拡大する可能性を示し、導入の鍵として運用設計と権限管理を挙げます。現場の壁として“プロンプト疲れ”も指摘し、AI側から必要事項を問いかける内蔵プロンプト型の普及が転機になると分析します。
採用・教育では、失敗2,300事例を学習データ化した実務力診断「VBAT」を会計事務所版TOEICとして紹介。採点基準の可視化により、配属や研修計画の客観性が増すとみています。人と制度の章では、中小向け「はぐくみ企業年金」が従業員エンゲージメントの改善に寄与する事例を掲載。顧客基盤1.4万社のベンチャーサポートグループは、M&Aに頼らず組織分割と人間力重視で拡大した戦略を取り上げます。
さらに、会計事務所M&Aでの“言ってなかった問題”を例示し、契約前の期待値すり合わせが成否を左右すると整理。業務標準化では例外サービスを減らし、工程管理で時給4,000円超を実現する事務所のケースを示します。今後は、AI活用と標準化、人的投資の三位一体で成果を出す設計力が競争力の分水嶺になりそうです。
【購読情報】
判型 タブロイド判8ページ
刊行 年6回（2・4・6・8・10・12月）
発行部数 5100部
年間購読料 7260円
紙面紹介 https://www.zeikai.net/times.html
問い合わせ https://www.zeikai.net/contact.html
source: PR TIMES