全国の大学生603人を対象に12月1〜2日に実施したオンライン調査では、2025年の流行語1位は『ミャクミャク』(270票)となりました。2位は『エッホエッホ』(165票)、3位は『国宝(観た)』(51票)。『働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相』は41票で4位でした。

『ミャクミャク』は大阪・関西万博の公式キャラクターで、街中のグッズ露出が後押ししたとの声が集まりました。情報源はテレビ24件、SNS48件と分散しました。『エッホエッホ』はSNS43件、動画サイト28件での接触が中心でした。『国宝(観た)』は友人との会話29件が拡散の核でした。

一方、『オールドメディア』『戦後80年/昭和100年』『トランプ関税』は、各々80.60%、84.08%、60.20%が「あまり流行していなかった」との回答です。大学生は政治・社会より、共感できる体験起点の語を支持する傾向がうかがえます。

テレビが主導しにくい環境で、SNSとリアルな友人推奨が決定打という構図が浮かびます。若年層に届きたい企業は、マスメディア露出に加え、SNSでの可視化と語りたくなる設計を重視する局面に入ったといえそうです。

source: PR TIMES

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