株式会社タケエイ(東京都港区)が、千葉市の家庭系プラスチック資源再資源化業務の一般競争入札(総合評価落札方式)で落札者に決定しました。入札決定は2025年11月20日、契約期間は締結日の翌日から2030年3月31日まで、業務期間は2027年12月1日から2030年3月31日までです。処理は市原市の新施設で日量約100トン、24時間体制で行う計画です。

本業務はプラスチック資源循環促進法第33条に基づき、千葉市が分別収集したプラスチック製容器包装やプラスチック使用製品を、事業者が選別などの中間処理と再商品化まで担う仕組みです。タケエイは市と再商品化計画を作成し、国の認定取得を進めます。

拠点は、同社が市原市八幡海岸通で建設中の「市原ソーティングセンター」。2026年6月に建設完了、同年10月操業開始予定で、敷地は17,381平方メートル(工場15,213、駐車場2,168)。一括回収したプラスチックからPE/PP混合ペレットとPSインゴットを製造します。親会社のTREホールディングスが掲げる「TRE環境複合事業」の一環です。

業績への影響は精査中です。国の認定時期、施設の立ち上げと安定稼働、再生材需要の確保が進捗のカギとなります。

【施設情報】

施設名 市原ソーティングセンター

所在地 千葉県市原市八幡海岸通1-1の一部

敷地面積 17,381㎡(工場15,213㎡/駐車場2,168㎡)

取扱量 約100トン/日

操業時間 24時間/日

操業開始予定 2026年10月

source: PR TIMES

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