電機・電子温暖化対策連絡会は12月10日(水)13:30〜16:50、オンラインで「削減貢献量(Avoided emissions)」をテーマにした無料セミナーを開きます。定員は500人(事前登録制)。プログラムでは、リクロマの上村光麗氏がWBCSDガイダンスv2.0(2025年7月公表)の要点を解説し、企業の算定・開示実務への影響を示します。

削減貢献量は、従来製品と新製品のGHG排出量差を積算し、社会全体の排出削減への寄与を数値化する指標です。2025年は国際動向が加速し、IEC 63372が最終化段階に入り、国内ではGXリーグが活用指針と事例集を公開。評価方法と開示水準の標準化が進み、電機・電子分野での製品比較や投資家対話の共通言語化が見込まれます。

当日は、IEC 63372の解説をシュナイダーエレクトリックの蛭田貴子氏が担当。活用編では、パナソニック ホールディングスの米川和雄氏が企業事例を、野村アセットマネジメントの大畠彰雄氏が金融機関の評価視点を紹介します。申込締切は12月3日(水)17:00です。

国際基準との整合が進めば、2026年以降にISSBやTCFD後継の開示、金融機関のトランジション評価に削減貢献量が組み込まれる可能性が高まります。企業は算定境界や代替シナリオの妥当性検証、第三者レビュー体制の整備など、実務の精度向上が問われる局面に入る見通しです。

【セミナー情報】

名称:「削減貢献量」算定の最新動向と企業事例セミナー

開催日時:2025年12月10日(水)13:30〜16:50

形式:オンライン Webex

参加費:無料

定員:500名 事前登録制

申込締切:2025年12月3日(水)17:00

申込URL:https://www.jema-net.or.jp/about/seminar/20251210-2.html

source: PR TIMES

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