11月30日、熊本県芦北町・計石漁港で「第2回芦北ていぼう釣り体験」が開催され、事前予約の100組が参加しました。人気漫画「放課後ていぼう日誌」と連携し、釣りとごみ拾いを実施。参加者アンケートでは96%が「ごみ拾いの意識が高まった」と答えました。
同町は漫画の舞台で、会場の漁港も作中の聖地です。予約枠は開催2週間前に満了し、東京や広島からの来場も確認されました。岸壁での釣りの後、空き缶、ペットボトル、レジ袋、発泡スチロールなどを回収し、種類別に落下場所を記す「ごみマップ」を作成しました。釣り経験のある参加者は全員が「釣り場で落ちているごみを見たことがある」と回答しています。
会場にはお笑い芸人・とにかく明るい安村さんが登場し、「ごみは持ち帰ろう」と呼びかけました。参加者には描き下ろしイラストのキャンバスポーチとステッカーも配布され、釣行時の小物入れとして使えるサイズです。本企画は日本財団の海洋ごみ対策「CHANGE FOR THE BLUE」の一環で、地元高校生も運営を支えました。
可視化データは回収エリア設計や注意喚起に活用が見込まれます。聖地巡礼と環境保全を両立させ、釣り人の行動変容と地域連携がどこまで継続するかが今後の注目です。
source: PR TIMES
