日本生命グループのニッセイプラス少額短期保険は2025年12月3日、がん検診後に医師が精密検査を要すると判断した場合の自己負担を補う「がん精密検査費用補償」の案内を開始しました。対象は胃・子宮頸・肺・乳・大腸の5大がんで、検診日から240日以内に受けた精密検査費用を上限1万円まで補償します。保険期間は1年(自動更新)。加入・請求はデジタル完結で、企業の事務負荷を軽減します。

本補償は、2024年7月に提供開始した生活習慣病向け「精密検査費用保険」との組み合わせに対応し、追加特約としての付帯と単体加入の双方を用意。がん検診は厚生労働省の指針に基づくものを対象とし、病院・診療所で実際に負担した精密検査費用に応じて支払われます。保険料は年齢・性別で異なりますが、少額短期保険・団体契約の特性とオンライン手続きにより加入しやすい設計としています。

人的資本経営や健康経営の重要性が高まる中、費用補償が精密検査受診の後押しとなり、早期発見・治療の促進が期待されます。今後は企業・官公庁・健保組合など一定規模の団体に順次案内が進む見通しで、デジタル完結の運用効果が検証されるとみられます。

source: PR TIMES

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