アツミ電氣株式会社(静岡県浜松市)は、熊の出没を検知して通知する動物検知AI搭載カメラを2026年1月に発売します。検知時はメールや警報機で即時に知らせ、遠隔で映像確認が可能です。夜間も明るく撮影でき、熊に加えて人や車の検知にも対応します。

同システムは、カメラ映像内に設定したラインやエリアを基準に「跨いだ」「侵入した」を判定し通知します。検知対象は熊、鹿、鳥、サル、猫、犬、牛、羊、馬、象、ライオン、トラ、その他の四足歩行と幅広く、出没箇所に近づかない行動判断を後押しします。

想定用途は、自治体の初動対応、学校の通学路安全、商業施設の裏手や駐車場の死角監視、農地や果樹園の獣害対策、キャンプ場や宿泊施設での早期検知、ゴミ捨て場での鳥害抑止などです。クラウド基盤「A-CONNECTUS」との連携で他機器とも組み合わせやすく、時間帯を問わず常時監視の運用に適します。

同社は1974年設立、資本金9,760万円。防犯機器や監視カメラ、遠隔監視システムの開発・製造・販売の実績を生かし、AIによる現場判断の迅速化と安全確保を狙います。熊被害の拡大が課題となる中、設置環境に応じた最適化や運用体制の整備、自治体・民間での採用拡大が今後の焦点です。

【商品情報】

製品名:動物検知AIカメラシステム

発売時期:2026年1月

検知対象と動作:熊ほか複数種/ライン跨ぎ・エリア侵入で判定

通知方法:メール通知/警報機連動/遠隔映像閲覧

連携基盤:A-CONNECTUS

公式情報:https://www.atsumi.co.jp/

ニュース詳細:https://www.atsumi.co.jp/newsdetail/353

source: PR TIMES

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