12月4日、アマダがAIを活用した為替リスク管理システム「トレーダム為替ソリューション」を導入しました。海外売上比率が6割超で100カ国以上に事業を展開する同社は、為替変動が収益に直結するため対策強化が急務でした。
従来手法は相場の急変に追随しづらく、有利な局面で機会を逃す課題がありました。新システムは相場トレンドをAIで予測し、データに基づく柔軟なヘッジ判断を支援します。
サービスはエクスポージャーの可視化、外貨・ヘッジ取引の一元管理、AIによる最適ヘッジ推奨をクラウドで提供します。運営するトレーダムは金融商品取引業の登録(関東財務局長(金商)第3329号)とISO/IEC 27001:2022を取得し、資本は533,694,766円です。
アマダでは受注・出荷のタイミングに合わせたヘッジ比率の動的調整や想定レート管理の精緻化が進む見込みです。具体的な効果指標は未公表です。
金利動向や地政学で為替の振れが続くなか、輸出産業でAI型リスク管理の採用が広がる可能性があります。
source: PR TIMES
