診断作成クラウド「ヨミトル」を展開する株式会社ピクルス(東京・品川)は12月4日、16タイプで顧客特性を可視化する「V-CAP診断」の業界別テンプレート提供を開始しました。実証データとして、広告費ゼロで月537件のリード獲得、診断完了率51.78%を提示。料金は月額5万円からで、最短1日で導入できるとしています。

同社によると、V-CAPはBtoBで一般的な情報取得率10〜20%に対し、50%以上の完了率を記録。SNSシェアによる自然拡散や、回答データを営業フォローに活用できる点が特長です。従来の外注制作(200万円超・1〜2カ月)と比べ、コスト・期間の両面で優位性を訴えます。公開はホスティングURL発行または自社サイト埋め込みに対応し、管理画面で文面や設問、結果画面、CTAを即時に調整可能。AIアシスタントで継続改善も行えるとしています。

公開中のテンプレ例では、マーケター診断が公開当初70%の完了率を達成。メール取得導入後も56%を維持し、月200〜300件のリードを継続確保。金融向けではリスク許容度を16タイプで可視化し、成約率30%向上や商談化2.5倍が「期待される」と説明。教育分野ではCTR8.1%を記録し、講座申込率の改善につながったとしています。

今後は、広告依存を抑えたリード獲得の内製化が進む中、サードパーティークッキーの制約や金融の適合性原則対応など実務要件に沿った拡充と、各業界での効果検証の透明性が焦点になりそうです。source: PR TIMES

Share.