デジタル庁は、エン株式会社の採用支援サービスを通じ、総合職と一般職の計4ポジション(課長補佐級・係長級)を公募する。応募期間は2025年12月4日から2026年3月31日まで。選考は面接や適性検査を中心に実施し、国家公務員試験(筆記)は用いない。応募は「ミドルの転職」「AMBI」「エン転職」で受け付け、特設ページも公開している。

総合職は政策の企画立案、省庁間調整、国会対応、チームマネジメントなど組織の中核業務を担う想定です。一般職は政策の推進やフォローアップを中心に担当します。等級の「課長補佐級」「係長級」は国家公務員の役職相当を示し、求められる責務や裁量の目安となります。

背景には、行政のデジタル化を加速し、AIとデータ活用を前提にした「利用者視点のサービス」を拡充する方針があります。マイナンバーカードの利活用、行政手続のオンライン化、医療・介護・教育のDXなどを進めてきた同庁は、スマートフォンのみで本人確認や手続が完結するサービスの実装を掲げ、多様な専門性の人材確保を急ぎます。

民間型の選考で裾野を広げる試みは、官民の人材流動性を高める一歩となります。今後は採用枠の充足状況、配属領域、AI関連プロジェクトの具体化、そしてサービスの利用指標(オンライン手続率や処理時間の短縮度合い)などが注目点です。

【募集情報】

募集ポジション 総合職(課長補佐級・係長級)、一般職(課長補佐級・係長級)

応募受付期間 2025年12月4日~2026年3月31日

応募サイト ミドルの転職、AMBI、エン転職

特設ページ https://www.enjapan.com/project/digital_2511/

選考方法 面接・適性検査中心(国家公務員試験の筆記なし)

source: PR TIMES

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