2026年1月14日15時15分〜17時15分、川崎市幸区の新川崎・創造のもり「AIRBIC」(新川崎7-7)で、全固体リチウム電池の界面科学に焦点を当てたセミナーが行われます。完全オフライン、定員20名、参加費500円(当日現金)。講演・ワークショップ・交流会の三部構成です。

講演は東京大学大学院理学系研究科の一杉太郎教授(東京科学大学 物質理工学院 特任教授兼務)が担当し、リチウムイオンの移動経路や固体電解質と電極の境界で生じる反応、界面抵抗低減の考え方までを解説します。続くワークショップは株式会社WIL Consultingの片岡裕氏が進行し、対話型で実務への応用を検討します。

タイムテーブルは15時20分〜16時05分が講演、16時05分〜16時45分がワークショップ、16時45分〜17時15分が交流会。申込多数時は抽選となり、可否は1月6日頃にメールで通知されます。少人数(20名)での120分編成により、専門家から初学者まで参加しやすい設計です。

全固体リチウム電池は電解質を固体化することで安全性と高エネルギー密度が期待されますが、固体同士の接触不足や反応生成物によりイオンが通りにくくなる界面が課題です。本セミナーは、そのボトルネックを定量的に捉える視点や新材料開発の方向性をわかりやすく示す点が特徴です。

今後の展望として、界面制御と評価手法の共有は試作や共同研究の効率化に直結します。現場課題と学術知見を結ぶ機会が継続すれば、検証サイクル短縮や人材育成に資する可能性があります。

【イベント情報】

イベント名:令和7年度 第4回エッジ茶論

日時:2026年1月14日(水)15:15〜17:15

会場:新川崎・創造のもり「AIRBIC」第1会議室

住所:神奈川県川崎市幸区新川崎7-7

参加費:500円(当日現金)

定員:20名(申込多数時は抽選、結果は1月6日頃メール通知)

申込URL:https://www.city.kawasaki.jp/280/page/0000182399.html

source: PR TIMES

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