東京都港区の公立小中学校7校で、12月1〜16日に有機食材を使った連携給食が実施されます。12月8日の「有機農業の日」に合わせ、オーガニックビレッジに取り組む5自治体(千葉・木更津、富山・南砺、三重・尾鷲、宮崎・木城・高鍋)から米や野菜、果物などが提供され、レンコン、米、甘夏ジュース、人参・馬鈴薯・甘藷、いちごが献立に使われます。

取り組みは日本オーガニック会議の「オガビレ・フレンズシティ構想」の一環です。農林水産省の「みどりの食料システム戦略」は2030年までにオーガニックビレッジ200市町村の創出を掲げ、2025年8月時点で46道府県150市町村で始動しています。消費地の学校に生産地の有機食材を届け、食育と販路拡大を両立させる狙いです。

流通面では産直サイトの生産者ネットワーク(登録約1.12万軒、ユーザー約125万人=2025年11月時点)が活用され、数量調整や配送を支援します。今後は給食に加え小売・飲食店やEC、産地体験の連携拡大が焦点となります。参加自治体の拡大と安定供給の体制整備、コストや調達課題への対応が鍵になります。

【イベント情報】

赤坂学園赤坂小学校 12月1日〜5日

赤坂学園赤坂中学校 12月1日〜5日

港南小学校 12月3日

御田小学校 12月4日

source: PR TIMES

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