株式会社秀和システム新社は、スマホやネット銀行のパスワード管理に不安を抱くシニア層を主な読者に想定した実用書『60歳からのスマホのパスワード あんしん整理ノート』を、2025年12月17日に発売します。価格は税込1,430円で、全国の書店および主要ネット書店で購入できます。

本書は、スマートフォンに集約された資産情報やサブスクリプション(定額制サービス)契約、連絡先、写真といった「デジタル遺産」を、忘失や死亡後の混乱から守ることを目的とした“書き込み式ノート”です。ID・パスワード・アカウントなど、よく似た用語の違いを第2章で平易に解説し、絶対に失ってはいけない2種類のパスワードも具体的に整理。第3章では、安全で覚えやすいパスワードの作り方や、トラブル回避の「6か条」など基本ルールを提示しています。

さらに第4章では、Apple IDやGoogleアカウント、ネット銀行、クレジットカード、サブスクサービスごとの記入欄を設け、記入例付きで書き込み方を案内。第5章では、自宅保管を前提としたノートの保管場所や、信頼できる家族への引き継ぎ方法まで説明し、相続診断士である著者2人の知見を踏まえて、シニア世代のデジタル資産管理を支える構成になっています。

高齢化とキャッシュレス化が進み、スマホを「財布兼連絡帳」として使う60代以上は今後も増えると見込まれます。紙のノートに情報を整理する本書のアナログな手法が、パスワード管理アプリに馴染みにくい層の受け皿となるかが注目されます。

【書籍情報】

書名 60歳からのスマホのパスワード あんしん整理ノート

著者 末吉謙佑・木村元成(相続診断士)

発売日 2025年12月17日

定価 1,430円(税込)

source: PR TIMES

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