カフェ利用者への調査で、71%が「入店可能なカフェを見つけるまで5分以上かかる」と回答し、なかでも37%が「10~20分程度」と答えたことが分かりました。調査対象は145人で、有効回答は142人です。さらに満席の店が多く「空いているカフェが見つけにくい」と感じている人は77%に達しました。

結果を詳しくみると、満席時には平均2~3軒を回ってようやく入店できる人が86%を占め、1軒あたりの移動を5分と仮定すると10~15分をカフェ探しに費やしている計算です。カフェを選ぶ際の重視点では、「席の空き状況・混雑度」が75%で最多となり、「立地」(64%)や「雰囲気」(58%)より優先されていました。また、67%が「事前に店を決めず、その場で探す」と回答しており、現在地周辺で今すぐ入れる店を知りたいニーズが強い実態が浮かび上がりました。

年間の時間的損失も大きく、週1回カフェを利用する場合で約8~17時間、週3回なら約26~52時間を「探す時間」として失っている試算です。さらに、80%が「探した末に利用を諦めた経験がある」と回答し、利用者側の時間・体力・予定の損失に加え、空席があるにもかかわらず見つけてもらえない店舗側の売上機会損失も指摘されています。

今後、地図上での混雑可視化や直前予約など、リアルタイムの空席情報を共有する仕組みがどこまで普及するかが、利用者のストレス軽減と店舗の収益機会拡大の両面で注目されます。

【サービス情報】

カフェ混雑情報マップ「imako」

内容:混雑度3段階表示と近隣カフェ検索、渋谷・新宿・銀座など主要エリアを網羅

新機能:15分間席を確保できる「直前席キープ」を2025年11月提供開始

公式サイト:https://imakoapp.com/

source: PR TIMES

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