不動産コミュニケーションクラウド「Facilo物件購入クラウド」で、顧客ごとに発行される専用マイページの利用者数が100万人、同クラウド経由の提案物件数が累計1,000万件を突破しました。サービス提供開始は2023年2月で、2年10カ月での到達です。導入拠点は全国1,597店舗(2025年10月時点)に広がっています。

同サービスは、不動産仲介会社と顧客のやり取りをクラウド上で一元管理し、メール分散による情報埋没を防ぐ仕組みです。URLを開くだけで利用できるマイページに物件情報を集約し、家族など検討者同士での共有も容易にしました。ファシロによると、「自動帯替え機能」により物件提案にかかる時間を約80%削減でき、閲覧データの分析を通じて顧客の関心度を可視化し、営業効率の向上にもつなげています。

背景には、価格高騰と在庫不足で物件検討の即時性が求められるなか、不動産業界でデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速していることがあります。現場では、図面へのコメント追加や周辺環境・学区・ハザードマップなどの情報をまとめて見せられる点が評価され、全国規模で導入が拡大したとしています。

同社は2024年12月に「物件売却クラウド」、2025年10月に「事業用クラウド」と「賃貸クラウド」を相次ぎ投入し、マルチプロダクト化を進行中です。2025年10月には情報セキュリティの国際規格であるISMS(ISO/IEC 27001:2022)認証も取得しており、今後は売買・賃貸・事業用を横断したデータ活用や機能連携を通じて、住み替えプロセス全体の効率化がどこまで進むかが注目されます。

【サービス情報】

Facilo物件購入クラウド

Facilo物件売却クラウド

Facilo事業用クラウド

Facilo賃貸クラウド

Facilo 公式サイト https://facilo.jp/

source: PR TIMES

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