東京メトロ千代田線・新御茶ノ水駅から徒歩2分の立地に、地上2階建てのテナントビル「フィル・パーク新御茶ノ水駅前」(建物名:新御茶ノ水龍名館ビル)が2025年11月28日に竣工しました。所在地は東京都千代田区神田駿河台3丁目4番1号で、敷地面積は427.66平方メートルです。鉄骨造の低層構造とし、複数の業種が入居可能なテナントビルとして運用されます。

周辺は湯島聖堂や神田明神など歴史的施設と、再開発で整備されたオフィスビル、大学・書店街が混在するエリアで、ビジネス客や学生、観光客など多様な人が行き交います。事業主は老朽化した建物とコインパーキングの一体活用を検討しており、オフィス機能を確保しつつ収益性を高める開発案として今回のプロジェクトに踏み切りました。

建物は路地裏の雰囲気を生かしたデザインを採用し、開放的な路面店舗からプライバシー重視の店舗まで対応できる柔軟なレイアウトが特徴です。1階店舗前には人が滞留できるアプローチ空間を設け、来街者の動線と滞在時間の延長による周辺エリア全体のにぎわい創出をねらっています。複数駅・複数路線が利用できる交通利便性の高さから、飲食、美容、フィットネスなどサービス業の安定した需要も見込まれます。

今後はテナント誘致の進捗や周辺再開発との相乗効果が、エリアの資産価値や集客力にどの程度寄与するかが焦点となります。都市部で増える「遊休地+老朽建物」の組み合わせに対し、本物件のような低層複合テナント化がどこまで再現性を持つかも注目されます。

【物件情報】

物件名:フィル・パーク新御茶ノ水駅前(新御茶ノ水龍名館ビル)

所在地:東京都千代田区神田駿河台3丁目4番1号

構造規模:鉄骨造・地上2階建

敷地面積:427.66平方メートル

竣工日:2025年11月28日

source: PR TIMES

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