外国語人材マッチング事業を行う株式会社Reelu(本社・東京)は、2025年10月31日に国土交通省観光庁 国際観光課 通訳案内士担当と意見交換を行い、12月3日には浅草で実施している訪日観光ガイド研修の現場視察を受けました。2025年9月の訪日外国人旅行者数は月間約326万6,800人で前年同月比13.7%増、8月には約342万8,000人と過去最高を記録しており、インバウンド需要拡大に伴うガイド体制強化が課題となっています。

意見交換では、Reeluが導入するガイドの研修・教育プログラムと独自の選抜・評価制度を説明しました。現地またはオンラインで実施するツアーテストでガイド候補者を評価し、基準を満たした人のみ業務を担当できる仕組みとし、フィードバックによりサービス品質の底上げを図っているとしています。2018年の改正通訳案内士法で無資格ガイドが解禁された一方、現場では「ガイド不足」「品質のばらつき」が指摘されており、この課題に対応する狙いです。

12月3日の浅草視察では、観光庁担当者が実際のツアーテストに同席し、日本の風習を分かりやすく伝える説明や、多様なバックグラウンドを持つ受験者の姿勢を評価するコメントを寄せました。Reeluは英語、中国語、韓国語など多言語対応人材を最短即日でマッチングしており、行政や観光事業者との連携を通じて、安心して任せられるガイドの継続的な供給体制づくりに貢献したい考えです。今後は評価制度の高度化や対象言語の拡大などを通じ、オーバーツーリズムへの配慮も含めた「質重視」の観光体験づくりがどこまで進むかが焦点となります。

【サービス情報】

株式会社Reelu 企業サイト https://corporate.reelu.jp/

ガイド選抜・評価・教育制度の詳細 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000107669.html

人材問い合わせフォーム https://forms.gle/2ztuxsmBx1sJuryo9

source: PR TIMES

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