不動産ビッグデータとAIを活用する株式会社トーラス（東京都中央区）は、2025年12月10日～12日に東京ビッグサイトで開催される「第10回 JAPAN BUILD TOKYO」内「第6回 不動産テックEXPO」に出展します。ブースでは、従来1か月かかることもあった不動産登記簿の大量調査を、最短1時間程度に短縮できるという業務効率化ソリューションを実演し、無料招待券で来場できます。
同社は、国内最大級とする不動産登記簿などの公的データを独自に蓄積し、AIで解析することで、不動産・金融業界の仕入れや権利関係調査のDX（デジタルトランスフォーメーション）を狙います。会場では、Googleマップ上でエリアを指定するだけで土地・建物の所有者情報を可視化する「不動産チェッカー」や、登記簿謄本の一括取得・データ化技術、空き家や相続発生物件の予兆を捉えるマーケティング手法などを紹介します。
不動産業界では、法務局での手作業やバラバラなデータの統合に多大な時間と人件費がかかっており、デジタル化の遅れが課題とされています。登記簿データの一元管理と自動処理が進めば、物件流通のスピード向上や、権利関係の透明性向上につながると見込まれますが、個人情報保護やデータ更新の正確性の確保も今後の論点となりそうです。
同社は今回の展示を通じて、導入相談やデモ体験を通じた具体的な課題把握を進めるとみられます。不動産テックEXPOには多数の関連企業が集まることから、来場者の反応や共同プロジェクトの創出が、不動産ビッグデータ活用の普及スピードを左右する可能性があります。
【イベント情報】
第10回 JAPAN BUILD TOKYO「第6回 不動産テックEXPO」
会期 2025年12月10日～12日 10:00～17:00
会場 東京ビッグサイト 小間番号23-18
主催 RX Japan株式会社
展示会招待券 https://www.japan-build.jp/tokyo/ja-jp.html
source: PR TIMES