ピックルボールブランド「TOCO」が、高耐久と低価格を両立したアウトドア練習球「PICKLEBALL OUTDOOR BALL SET（TPB-303／TPB-312）」を2025年12月2日に発売しました。価格は3個入りが税込990円、12個入りが税込3,300円で、いずれも1球あたり約300円と、海外ブランド品（1球400円超）に比べてコスト負担を抑えながら、耐久性向上をうたう製品です。
日本のピックルボール競技人口は、2025年3月時点で推計約4万5,000人と前年比約5倍に増加し、生涯スポーツとして急速に普及しています。一方で、硬い屋外コートで使うボールは割れやすく、練習頻度が高いプレイヤーほど買い替えコストが重くのしかかる状況がありました。安価なボールは成形時のつなぎ目からヒビが入りやすく、高品質品は価格が高いという「二者択一」が課題となっていました。
新製品は、ローテーショナル成形によるつなぎ目のない一体型構造と、高弾性のポリエチレン素材を採用することで、割れにくさと安定した打球感を両立したとしています。練習開始から終了まで軌道や打球音の変化を抑えることで、技術習得に集中しやすい環境づくりを狙います。3個入りと12個入りを用意し、個人からクラブ・教室まで幅広い需要に対応します。
競技人口の拡大が続くなか、今後は屋外用だけでなく、室内用や公式試合球への展開がどこまで進むかが焦点となります。プレイヤーにとっては、消耗品コストを抑えた用具が増えることで、継続的なプレー環境の整備がどこまで進むかが普及のカギになりそうです。
【商品情報】
PICKLEBALL OUTDOOR BALL SET（TPB-303）
3個入り／PE（ポリエチレン）／ネオンイエロー／参考価格 990円（税込）
PICKLEBALL OUTDOOR BALL SET（TPB-312）
12個入り／PE（ポリエチレン）／ネオンイエロー／参考価格 3,300円（税込）
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source: PR TIMES