岩手県一関市の「祭畤温泉かみくら《Restaurant ON》」は、栗駒山麓の冬素材を生かした「Japanese French(ジャパニーズ・フレンチ)」の2025年冬メニューの提供を開始しました。客室7室の小規模温泉宿で、宿泊客および日帰り利用者向けに、コース形態で順次提供されます。

同レストランは、日本の四季や文化を軸にしつつ、フランス料理の火入れやソースの技法を取り入れたスタイルが特徴です。今冬は、寒さで甘みと旨みが増した蕪(かぶ)や柿、香りの強い春菊、セリの根など、栗駒山麓周辺の冬野菜を多用。鴨とほろほろ鳥のパテに赤ワインとマスタードを合わせた前菜、岩手産ブランド牛「門崎丑(かんざきうし)」にセリ根や蕪の葉のソース「グレモラータ」を合わせ、ごぼうをカシスで煮た付け合わせを添える肉料理など、香りと温度の対比を重視した構成としています。

温泉と食事、リトリート体験を組み合わせた滞在型施設として、東北エリアの観光需要やインバウンド回復を見据え、地域食材の発信拠点となることを目指します。今後も季節ごとにメニューを刷新し、四季の表現と地元食材の組み合わせを継続的に提案するとしています。

【施設情報】

祭畤温泉かみくら

岩手県一関市厳美町祭畤32

公式HP https://m-kamikura.com/

source: PR TIMES

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