東京・恵比寿発のスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」が、フランスのハイエンドオーディオブランドFOCAL PROFESSIONALのスピーカー「SHAPE 50」を採用し、音楽とコーヒーの両面から“透明感”を追求した店舗空間づくりに力を入れています。2025年11月時点で国内28店舗を展開する同社は、コーヒーの味わいだけでなく、滞在時間そのものの価値向上を図っています。

創業者の大塚朝之氏は、役者から転身し、資本金ゼロからコーヒー業界へ飛び込んだ異色の経歴の持ち主です。世界大会入賞バリスタを擁しながらも、「お客さんあっての我々」という姿勢を徹底し、接客や空間設計を含めたトータルな体験を重視しているといいます。その一環として、人の声や環境音が響きすぎないよう、吸音材やカーペットを用いるなど、物理的な配慮も細かく行っています。

FOCAL PROFESSIONALの「SHAPE 50」は、フラットで解像度の高い音を再生するスタジオ用スピーカーで、会話を邪魔しにくい自然なサウンドが特長です。大塚氏は、この「透明感のある音」が、同社が目指す雑味の少ないクリアなコーヒーのイメージと重なると語り、耳に心地よく届く音楽がコーヒーの時間をより豊かにすると考えています。

今後は、こうした音響設計と接客、コーヒーの品質を組み合わせた店舗体験が、飲食業における差別化要素として一層重視される可能性があります。FOCAL側もハイエンドスピーカーの新モデルを投入しており、カフェやレストランを含む商業空間での高品位オーディオ導入が広がるかが注目されます。

【店舗情報】

猿田彦珈琲 エキュートエディション御茶ノ水店

東京都千代田区神田駿河台4-3

【ブランド情報】

猿田彦珈琲 公式サイト https://sarutahiko.jp/

FOCALブランド情報 https://www.minet.jp/brand/focal/top/

source: PR TIMES

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