石川県小松市は、広告代理店ohpner(オープナー)株式会社のモビリティ広告を活用し、2025年12月7日から2026年1月5日までの30日間、東京・渋谷および新宿エリアで大型ポスターラッピングトラックを走行させます。地方自治体がモビリティ広告を用いて都心でシティプロモーションを行うのは全国で初めてとされています。走行時間は連日11時から19時までです。

背景には、オンライン広告の情報過多により、地方都市に関心の薄い未認知層へリーチしにくくなっている状況があります。一方、移動する車両を使い音声と大型ビジュアルで訴求する「モビリティ広告」は再評価されており、ohpnerとデジタルインファクトの共同調査では、同市場が2030年に2025年比約5倍の75億円規模へ拡大すると予測されています。小松市は、若者や訪日外国人、ビジネスパーソンが集中する渋谷・新宿を重点エリアとし、12月7~21日は渋谷、12月22日~1月5日は新宿で運行します。

また、市公式Instagram「こまバズ」と連動した「フォロー&いいね」キャンペーンも実施し、トラックの写真投稿などを通じてオフラインとオンラインの両面で話題化を狙います。抽選で100人に小松市キャラクター「カブッキー」とサンリオ「ポムポムプリン」のコラボタオルが当たる企画で、若年層への訴求を強めます。小松市は、北陸新幹線小松駅の開業で首都圏からのアクセスが向上した今、観光やふるさと納税、移住・定住につながる「関係人口」の拡大効果を検証しつつ、今後のシティプロモーション手法の選択肢を広げる考えです。

【キャンペーン情報】

小松市公式Instagram「こまバズ」フォロー&いいねキャンペーン

期間:モビリティ広告走行期間に合わせ実施

特典:抽選で100名にコラボノベルティタオル(綿100%、115cm×21cm)

source: PR TIMES

Share.