イタリアのレザーブランド「セラピアン」が、イギリス人デザイナーのベサン・ローラ・ウッドと協働し、2026年春夏コレクションとして新作バッグを発売しました。価格は「ミニ シークレット バッグ」48万1,800円、「アニ バッグ」58万9,600円、「シークレット バッグ」58万9,600円、「トラベル バッグ」61万6,000円（税込）で、サイズや仕様により細かく展開します。
ウッドは、セラピアンの定番「シークレット」「ミニ シークレット」「アニ」を、アジュール、ピンク、オフホワイト、アイスといった鮮やかな色で再構築しました。日本の木版画から着想を得たキアロスクーロ（明暗表現）を取り入れ、光と影のコントラストを強調したデザインが特徴です。各バッグには職人技を象徴するモザイコ装飾が施され、1点ごとに異なる表情を持つ一点物に近い仕上がりとしています。カプセルコレクションにはピンクとホワイトの着脱式ショルダーストラップや、オリーブグリーン、ウォームブラウンなどアースカラーのユニセックスなトラベルバッグも加わります。
11月27日には、ヴィラ・セラピアン・ギンザで発売記念イベントが行われ、AYAや滝沢眞規子、東原亜希、マギーらが来場しました。会場では、2026年春夏テーマ“Sunrise of Mestieri d’Arte（メスティエリ・ダルテの夜明け）”に合わせ、科学模型や分子構造を思わせるモジュラーシステムと、ムラーノガラスやパイレックスシェイプを組み合わせた特別なディスプレイを展開。バッグが空中に浮かんでいるように見せる演出で、アートとクラフツマンシップの融合を強調しました。日本の山岳風景を連想させるグラデーションを用いた「モザイコ・ボカシ・ランドスケープ」も再登場し、ブランドの日本市場への注力を印象づけています。
高価格帯のコラボレーションラインは、国内のラグジュアリーバッグ市場で、アート性と職人技を重視する層の需要をどこまで取り込めるかが焦点となりそうです。今後の販売動向や追加アイテムの展開が注目されます。
【商品情報】
ミニ シークレット バッグ／48万1,800円（税込）W19×H18×D12cm
ミニ シークレット バッグ ストラップ付き仕様／48万1,800円（税込）W19×H18×D12cm ストラップ別売り8万5,800円（税込）
アニ バッグ／58万9,600円（税込）W29.5×H20×D13.5cm
シークレット バッグ／58万9,600円（税込）W49×H32×D22cm
トラベル バッグ／61万6,000円（税込）W55×H30×D25cm
【問い合わせ情報】
リシュモンジャパン株式会社 セラピアン
電話 03-4572-4930
公式サイト https://www.serapian.com/jp/
Instagram @serapianmilano
source: PR TIMES