株式会社ADワークスグループは、2025年12月5日に東京都港区のグランドハイアット東京で第2回「ADワークスグループ不動産投資フォーラム」を開催し、個人投資家など83人・52組が参加しました。不動産小口化商品「ARISTO(アリスト)」の運用状況や新商品の概要が具体的な数値や事例を交えて説明され、参加者アンケートでは「物件選定に安心感を得た」「理念への理解が深まった」などの声が寄せられました。
フォーラムではまず、専務取締役の鈴木俊也氏が、グループ全体の事業概要と将来展望を紹介し、東証プライム上場(証券コード2982)の不動産投資企業として安定収益資産の拡大方針を説明しました。続いて、執行役員の鈴木浩文氏が、不動産を小口に分けて販売する「不動産小口化商品」ARISTOシリーズの最新動向を解説し、稼働率や分配状況などの運用データを示しながら、分散投資のメリットをかみ砕いて説明しました。
また、資産運用事業本部の山田悠哉氏から、新商品となるオフィス区分所有権「ARISTO PLUS」のコンセプトや想定利回り、対象エリアなどが紹介されました。区分所有とはビルのフロア単位などを区切って所有する仕組みで、少額からオフィス投資に参加できる点が特徴とされます。金融・投資コンサルタントの須原光生氏は、不動産投資商品を選ぶ際の注意点として、利回りだけでなく運営会社の実績やリスク説明の透明性を確認する重要性を指摘しました。
会場では、東京藝術大学の「第3回ADワークスグループ『日本画』賞」受賞作品を展示する『日本画』展も同時開催され、山田雄貴氏と平良志季氏の作品が来場者の目を引きました。文化支援と投資情報提供を同時に行う試みとして、企業ブランディング面での効果も期待されます。
アンケートでは、担当者の対応評価や新商品「ARISTO PLUS」への関心の高さが示されており、同社は今後の商品設計や説明会運営の参考データとして活用するとみられます。超低金利環境とインフレ懸念が続くなか、不動産小口化を通じた資産形成ニーズは今後も一定程度続くと考えられ、同社がどこまで商品ラインアップと情報開示を充実させるかが、投資家層拡大の鍵となりそうです。
【イベント情報】
会場名 グランドハイアット東京
所在地 東京都港区六本木6-10-3
source: PR TIMES
