テレビドラマ「ノンレムの窓」を原作とする舞台版が、2025年12月7日に東京・水道橋のIMM THEATERで開幕しました。公演期間は12月21日までの15日間で、全席指定・税込9,000円のチケットが販売されています。脚本はバカリズム、安部裕之、竹村武司が担当し、風間俊介、シソンヌのじろう、与田祐希らが出演します。

「ノンレムの窓」は、日常のすぐ隣にある“ちょっと不思議”な出来事を短編形式で描くドラマシリーズで、ショート・ショートと呼ばれる短い物語が特徴です。今回の舞台では、2023年夏放送の「夕暮れ時の葛藤」、2023年冬放送の「代行社会」「匿う男」の3作を舞台用に構成し直したうえで、新作エピソード「バラエティ葬」も加えた4本立てとして上演します。

キャストには、映像作品でも多くの主演経験を持つ風間俊介のほか、コントユニット・シソンヌのじろう、乃木坂46としても活動する与田祐希が参加し、バカリズムは映像出演で物語世界を補強します。原作ドラマは「ブラッシュアップライフ」などで脚本を手がけたバカリズムの独特な作風で支持を集めており、NHK連続テレビ小説「巡るスワン」(2027年度前期予定)の脚本担当が決まるなど注目度が高まるなかでの舞台化となります。

ドラマから舞台への展開により、観客は劇場ならではの距離感で“ノンレム・ワールド”を体験できることになり、今後、追加公演や地方公演に広がるかどうかが注目されます。テレビと舞台の両方で世界観を展開する動きは、コンテンツの二次利用を進めたい放送業界にとっても、ひとつのモデルケースとなりそうです。

【公演情報】

舞台「ノンレムの窓」

会場 IMM THEATER(東京都千代田区付近・水道橋)

日程 2025年12月7日(日)~12月21日(日)

チケット料金 全席指定 9,000円(税込)

公式HP https://nonrem-stage.jp

source: PR TIMES

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