印刷・デジタルソリューションを手がける佐川印刷株式会社(京都府向日市)は、創立55周年を機にビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)受託事業を本格展開します。市場規模が国内で数兆円とされるBPO分野で、連結売上1,000億円達成の成長エンジンと位置付けています。同社のグループ年商は現在856億円、従業員数は1,903人です。

記念事業として埼玉県越谷市に「埼玉コンタクトソリューションセンター(埼玉CSC)」を稼働し、ECサイト運営、24時間対応のコールセンター、DMやSNSなど顧客コミュニケーションの企画・制作、カタログ編集・印刷、各種申請や審査の事務局業務、アナログ資料のデジタルアーカイブ化など、多様な業務を受託します。印刷だけでなく情報加工で培ったデジタル技術を組み合わせ、物流分野ではデジタル・ピッキング・システム(DPS)も提供します。

個人情報や機密情報を扱うことから、同社は個人情報保護マネジメントシステム(PMS)を構築しプライバシーマークを取得。関東ブロックでは情報セキュリティ規格ISO/IEC 27001:2022認証も受けており、本社ブロックでも今年度中の取得を目指しています。12月9日にはホテルオークラ京都で創立55周年記念パーティーを開き、顧客や取引先に方針を説明する予定です。今後は印刷ソリューションとの一体提案を強みとして、中長期的にBPO受託規模を拡大していくとみられます。

【会社情報】

佐川印刷株式会社

本社:京都府向日市森本町戌亥5番地の3

URL https://www.spcom.co.jp/

source: PR TIMES

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