全国の10代〜70代の男女240人を対象にした借金・借入に関するインターネット調査で、79.17%(190人)が「借金や借入の経験がある」と回答しました。借入目的は「生活費の補填」が46.28%(87人)と最多で、「住宅の購入」12.23%(23人)、「学費や教育費」「自動車やバイクの購入」各9.57%(18人)が続きました。借入先は「消費者金融」が30.98%(57人)で最も多く、「銀行のカードローン」17.39%(32人)、「クレジットカードのキャッシング」16.30%(30人)が上位でした。

借入金額は「100万円以上〜300万円未満」が23.37%(43人)で最多で、「50万円以上〜100万円未満」19.57%(36人)、「10万円以上〜30万円未満」13.04%(24人)という結果です。一方で「〜10万円未満」も11.96%(22人)おり、少額から数千万円規模まで幅広い借入実態が明らかになりました。

返済のために新たに始めた行動としては、「副業・兼業を始めた」が30.05%(55人)で最多、「特に何も新しい行動は始めていない」20.77%(38人)、「毎月の固定費の見直し」12.02%(22人)などが挙がりました。借金への満足度では「できればしたくなかった」が65.0%(117人)と過半数を占め、「よかった」は22.22%(40人)、「どちらでもない」は12.78%(23人)でした。

物価高騰や賃金伸び悩みの中、生活費補填目的の借入が多い一方、住宅や教育といった将来投資として借入を前向きに評価する声も一定数あります。今後は、家計管理の徹底と副業などによる収入源の多様化を通じて、不本意な借入を減らしつつ、必要な場面では計画的に借入を活用する力が一層問われそうです。

source: PR TIMES

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